5ちゃんねる【萩尾望都】大泉スレ【竹宮惠子】に関する資料まとめサイト

【「学生に薦める本 2021年版」越智敏夫】
書評「少年の名はジルベール(文庫版)」「一度きりの大泉の話」
越智敏夫(新潟国際情報大学教授)


【前文(一部)】
今年は2冊だけ。竹宮惠子と萩尾望都。それぞれの自伝(的なもの)。しかしこの2冊を熟読して、比べてみてもらいたい。熟読する時間がなければ図書館でちょっとページをめくるだけでも人間社会について豊饒な思索に浸ることができるはず。特に「他人との関係」について悩んでいる人にとっては(即物的なものも含めて)いろいろと役に立つだろうし、あるタイプの考え方を身につけるきっかけになるような気もする。怖いけど。


【本文はこちら】
   ↓
https://cc.nuis.ac.jp/library/resource/book.html/2...


【おまけ1】
萩尾と竹宮の関係や大泉サロンについては、もちろん外部の他者によって書かれた書籍も多くある。しかしそれらの著者には申し訳ないが、そこでの記述が事実認定において、また当事者たちの行為の意味づけにおいて、いかに不正確でまとはずれだったか、というのも、この当事者二名による著作でよくわかる。
もちろん何かを想像で書いたり、欠けたものを何かで埋めて全体を組み立てる作業は大切ではある。しかしこの萩尾の書籍の刊行後、それら不正確な書籍の著者たちがネット上などで多くの言い訳や弁解を展開しているのを見ると、言説の責任についても考えてしまう。ある批評家が「萩尾の本の刊行によって(自分が語ってきた)大泉サロンの神話は完成した」というようなものも読んだ記憶もあるが、人間、どこまで無知で無恥になれるか、という気さえする。
書籍でさえこれである。ましてや二人の関係についての wikipedia の著述など、まとはずれどころか、妄想と虚偽による犯罪的な産物といってよい。wiki を信じることがいかに危険なことか。自戒もこめていうけれど、みなさん、気をつけましょう。

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