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【竹宮恵子「サンルームにて」こぼれ話】

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竹宮恵子傑作シリーズ1
サンルームにて(サンコミックス)
発行日:1976年05月20日
発行所:朝日ソノラマ




こぼれ話
竹宮恵子
(図版に続いてテキスト抽出あり)




こぼれ話
竹宮恵子

●サンルームにて
〆切りが迫り、案(ネーム)につまった私に友人Mがいいました。 「この際、思い切って少年愛に正面から取り組んでみないか。少女漫画界で少年愛ものを描く最初の人になれ」と。発奮して一晩で案を練りあげ世に問うたのが、この作品です。反発されるかと思いきや、好意の手紙がどっと寄せられ、ただただ感激。

●ほほえむ少年
押し殺した形で同性愛(ホモセクシュアル)を匂わすという型は今ではすっかりポピュラーになってしまいましたが、発表当時は珍しく同好の輩に好評をもって迎えられました。

●20の昼と夜─20 days and 20 nights─
もとの物語(ストーリー)は、双生児の近親相姦を主題にした壮絶なものでしたが、少女誌に載せるために一般的な物語に変えてしまいました。少年たちのセリフから裏のストーリーの全てを読みとらねばならぬという感覚的な話になり、まるで解らぬという人も多かったようです。登場人物をほとんど筆で描いてあるのですが、わかりますか?

●スター!
自分を悪と認めて開きなおった人間の、すさまじいまでの執念には、なまじっかな正義では勝てないのよネ……というのが私の持論です。某氏曰く「これは一種の無理心中ですな」

●ミスターの小鳥
50才を過ぎたら、人間はハッピーに死ぬことを考えよう、というのも私の持論。

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