最終更新: mototemplate 2023年04月02日(日) 10:20:33履歴
【竹宮惠子インタビュー4:日本漫画家協会】
2023年03月31日公開
公益社団法人日本漫画家協会のYouTubeチャンネル
YouTubeに飛びます→https://www.youtube.com/@user-qm6sg6tq1l
竹宮惠子先生インタビュー #4(13分48秒)
進行:森川ジョージ(『はじめの一歩』など)
YouTubeに飛びます→https://www.youtube.com/watch?v=O5N1GeiFeUY
*以下、動画からの一部文字起こしのため完全なテキストではありません
森川:パパパっと答えて欲しいんですけど
●「SF作品で先生が影響を受けたものは何ですか?」
竹宮:『アトムの子ら』とかそういう小説、昔のSF小説
●「少女漫画家として少年誌で連載することについて(きわめて珍しかったと思うんです)」
竹宮:自分の絵で少年誌上で勝負できるっていうのにすごく興味がわきました
1分16秒
●「現代の耽美的なBLについてお考えのことを教えてください」
竹宮:耽美的になったっていう、結果的になったっていうのは、いや、美しくないと絶対許容してくれないですから
1分29秒:耽美系というジャンルのセオリー
森川:「美しくないと」がキーワードです
竹宮:だから、美しく描かないと、ベッドシーンとか、しかも男同士、そんなシーンを見てはくれないと思ったんですね
●少年同士の愛を題材にした理由
5分09秒
YouTubeに飛びます→https://youtu.be/O5N1GeiFeUY?t=309
竹宮:少女漫画では普通に同世代の男女が恋をするじゃないですか
竹宮:で、恋をして好かれてっていうのがある、その真実を突き詰めていくと、女の子の真実と男の子の真実がぶつかり合うってことだよね、って思ったわけですよ
森川:全然わかんない
竹宮:私自身が考える純愛っていうのは別に同性同士でも描けるじゃない
森川:なるほど
竹宮:で、私は女の子を描くのが下手だった、あの、少年同士を描くことに慣れてきて、ようやく女性ってものが描けるようになったのであって、最初からは上手くないんですよ
竹宮:どうせだったら上手く描ける男の子同士で純愛を描いてみようって思ったんです
森川:はじめから私は少年同士の純愛が好きで好きでたまらないからこれを描きたいんだっていうんじゃない?
竹宮:ないですね
森川:あ、順番違うんだ
竹宮:はい、純愛っていうものをどう描けばいいのかっていうことです
(略)
6分38秒
森川:読者に竹宮先生の性癖を押し付けてきたってことじゃないですか?
竹宮:全然違います
7分11秒
竹宮:色々愛の形ってあるので、そういうのを全部、危険性も含め教えたかったっていうか、教えたい欲ですね
竹宮:わかってることがあると、みんな渡したくなるんですよ
【竹宮惠子インタビュー(2023年):日本漫画家協会】
【竹宮惠子インタビュー1:日本漫画家協会】
【竹宮惠子インタビュー2:日本漫画家協会】
【竹宮惠子インタビュー3:日本漫画家協会】
【竹宮惠子インタビュー4:日本漫画家協会】
2023年03月31日公開
公益社団法人日本漫画家協会のYouTubeチャンネル
YouTubeに飛びます→https://www.youtube.com/@user-qm6sg6tq1l
竹宮惠子先生インタビュー #4(13分48秒)
進行:森川ジョージ(『はじめの一歩』など)
YouTubeに飛びます→https://www.youtube.com/watch?v=O5N1GeiFeUY
*以下、動画からの一部文字起こしのため完全なテキストではありません
森川:パパパっと答えて欲しいんですけど
●「SF作品で先生が影響を受けたものは何ですか?」
竹宮:『アトムの子ら』とかそういう小説、昔のSF小説
●「少女漫画家として少年誌で連載することについて(きわめて珍しかったと思うんです)」
竹宮:自分の絵で少年誌上で勝負できるっていうのにすごく興味がわきました
1分16秒
●「現代の耽美的なBLについてお考えのことを教えてください」
竹宮:耽美的になったっていう、結果的になったっていうのは、いや、美しくないと絶対許容してくれないですから
1分29秒:耽美系というジャンルのセオリー
森川:「美しくないと」がキーワードです
竹宮:だから、美しく描かないと、ベッドシーンとか、しかも男同士、そんなシーンを見てはくれないと思ったんですね
●少年同士の愛を題材にした理由
5分09秒
YouTubeに飛びます→https://youtu.be/O5N1GeiFeUY?t=309
竹宮:少女漫画では普通に同世代の男女が恋をするじゃないですか
竹宮:で、恋をして好かれてっていうのがある、その真実を突き詰めていくと、女の子の真実と男の子の真実がぶつかり合うってことだよね、って思ったわけですよ
森川:全然わかんない
竹宮:私自身が考える純愛っていうのは別に同性同士でも描けるじゃない
森川:なるほど
竹宮:で、私は女の子を描くのが下手だった、あの、少年同士を描くことに慣れてきて、ようやく女性ってものが描けるようになったのであって、最初からは上手くないんですよ
竹宮:どうせだったら上手く描ける男の子同士で純愛を描いてみようって思ったんです
森川:はじめから私は少年同士の純愛が好きで好きでたまらないからこれを描きたいんだっていうんじゃない?
竹宮:ないですね
森川:あ、順番違うんだ
竹宮:はい、純愛っていうものをどう描けばいいのかっていうことです
(略)
6分38秒
森川:読者に竹宮先生の性癖を押し付けてきたってことじゃないですか?
竹宮:全然違います
7分11秒
竹宮:色々愛の形ってあるので、そういうのを全部、危険性も含め教えたかったっていうか、教えたい欲ですね
竹宮:わかってることがあると、みんな渡したくなるんですよ
【竹宮惠子インタビュー(2023年):日本漫画家協会】
【竹宮惠子インタビュー1:日本漫画家協会】
【竹宮惠子インタビュー2:日本漫画家協会】
【竹宮惠子インタビュー3:日本漫画家協会】
【竹宮惠子インタビュー4:日本漫画家協会】
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